変革 難問 疲労困憊・・・

 昨日一昨日と札幌へ行ってきた。北海道の4種の事業の見直しを図るための会議だったのである。
 3時間半にも及ぶ長丁場、再来年度からの大幅な事業の変更と各地区における少年サッカーの在り方の方向性を確認して終わった。
 ここ数年のサッカー界の変化は実にめまぐるしい。
 ナショナルトレセンが地域開催になったり、低年齢の大会が創設されたり、キャプテンズミッション(川淵会長が提唱した内容を具体化する作業)とやらで、4種にも改革の動きが加速されてきているのだ。
 どう形式が変わろうと、一番変革が求められるのはやはり指導者の考え方なのだ。「プレーヤーズ・ファースト」の言葉通り、どの子にもその子の能力に合わせた試合ができる環境を準備してやるという考え方が必要になる。私たち指導者にとっては非常に耳の痛い話だが、それこそ日本サッカーの強化と育成の根幹をなすものだろう。
 「補欠なんていない」、それが少年サッカーの理想なのだ。私たちのチームにおいても、その考えをどう具体化していくか、方向性を探っていかねばなるまい。
 
追伸
 札幌行きの目的のもうひとつは、道のU-12スタッフの中で今期かぎりで勇退するスタッフの送別会。延々と続く会、札幌には20時間いたが、ホテル滞在時間わずか4時間という強行スケジュールで帰ってきた。それからもちびっ子サッカーにジュニアユースのトレーニング、締めは審判の更新時講習。よく体が持つものだなと、我ながら感心というか、自分自身で呆れている。