まだまだ・・・

 クラブユース選手権が終わった。1回戦は11人目までのPK戦を乗り越えての辛勝、2回戦は完敗だった。
 確かにチーム状態としてはよくなかった。
 まずは闘う姿勢が見られない。ボールに対してプレッシャーをかけ続けることが2試合とも出てしまっていた。プレッシャーの速さに自信をなくしたかのようなプレーの連続、守備が後手後手に回り、高い位置でボールを奪うことが全くといっていいほどできなかった。守備における連携、対人プレーの甘さなどなど、今後やるべきことが山積である。
 次に、このレベルに対して、プレーの遅さ、つまりは判断の遅さが決定的な要因になっていた。守備でもそうだが、攻撃においても余裕がない。それと同時に、アイデアが不足しすぎている。この2試合を通して、ワンタッチで展開することの少ないこと、少ないこと。準備の段階での、視野の確保、次の展開のイメージなど、サッカーの本質足るべき部分の欠落が大きく影響をしているようなのだ。
 
 それでも、今回は1年生が数名出場を果たし、リズムやムードを変えるのに一役買った。それはそれで今後に向けての収穫とも言えることだろう。

 ボールへの徹底したプレッシャー、速いパス回し、これらは今後の大きな課題であることは間違いない。だからこそ、予測やイメージづくりが必要となってくる。もう一度、初心に返ってやり直そう。トレーニングを大事にしていこう!