悔しい・・・それにしても・・・

 第3戦の前に、
 1位を走るチームがまさかの敗戦。
 望みは出てきた。
 得失点差で4点だ。

 試合の入りがとてもよかった。
 気持ちが入っている。
 開始9秒で先制点。
 幸先がいい。

 押したペースだったが、そのままで前半終了。
 

 後半に入ってもペースは変わらない。
 後半の中盤あたりで、
 立て続けに3点を奪いほしかった4点が転がり込んできた。

 残り2分、
 こちらのディフェンスの甘さで、
 2点を奪われてしまった。

 万事休すかと思った残り1分で、
 相手GKがペナルティエリアを出てハンドの反則。
 そのFKが決まってみんな大喜び。
 これで勝ち点、得失点も同じだけれど、
 総得点で上回った。
 全員が、「やったあ!」と思った瞬間、
 副審のノーゴールのサイン。

 一同呆気にとられて茫然自失。
 何のファールかわからない。
 そのまま試合終了。
 まさに天国から地獄!
 不可解な判定によって、
 選手たちの夢が奪われてしまった。


 そういえば、
 試合中もいろいろと不可解な判定があった。
 相手GKが出てきて、我がチームの選手が引っかけられても何の反則もなし。
 完全アウェー状態だった。


 相手チームも地元、その副審も地元。
 あきらめきれない、そんな大会だった。