いろいろと・・・

 昨日の練習では、ジュニアを太田コーチが、そしてジュニアユースを私がいつものように担当した。ジュニアの方は、先週からの継続でファーストタッチを重点的にトレーニングしていた。少しずつ改善の兆しはみえるものの、ベースとなる部分のものが不十分なために落ち着かないゲームになってしまうのである。特に5年生においては次の3つのポイントが改善しなければ、5年生自身にとってもサッカーが本当の意味で楽しいものにはならないだろう。
1,しっかり面を作ること : 何と言っても、足首の固定がしっかりしていない。
2,立ち足の柔軟性 : 踏み込みが弱かったりすることが多い。
3,ステップの踏み替え : ボールが来る前(移動中)によい身体の向きを作るためにステップを踏み替えることができていない。
 ドリル形式が多くなるだろうけれど、これをやらねば判断の要素の多いトレーニングは意味のないものとなる。だからこそくりかえしやる必要があるのだ。来週はそこを重点化していこう。

 さて、次のジュニアユースのトレーニング、崩しをテーマに、数的優位な状況のトレーニングを行った。見ているとパスで崩そうという意識が強くなりすぎて、ドリブルで崩すという動きがほとんどなくなってしまう。それと同時に、パスを繋いでいるのだが、シュートという目的を失ってしまい、単なるボールポゼッションになってしまう傾向が多くなる。スローからクイックという攻撃のスピード変化がなくなってしまうのである。
 崩すというのは相手の守備陣形を崩すことである。そのためのドリブル、そのためのパスワーク、それらをどう選択していくか、そこがまたサッカーの面白さである。もちろん、その前提となるシュートの意識もまた欠かすことはできない。
 明日は、U-14のフットサル大会がある。そこで豊かなイメージを持って試合を進めてほしいものだ。