いろいろと考えさせられることが・・・

 昨日は4年生以下の今年度初の公式戦。
 会場に駆けつけると、決勝リーグで代表を決める試合だったせいか、チームのテントの数の多さ、それに選手の数を上回る保護者の数、その多さに圧倒された気分だった。
 選手ひとりひとりのプレーに一喜一憂し、シュートを決めた時の歓声には微笑ましさを感じるのだが、度が過ぎて、選手への指示を出す保護者には、いつの年でも、子どもがかわいそうだと思ってしまう。
 コーチにしたってそうだ。この年代に戦術的な指示なんてあり得ない。広がることの意味、そんなことは6年生だって本当は理解できていないのかもしれない。この年代だったら、まずはしっかりボールを止め、仕掛けること。それが8人制の意味でもあるんじゃないかな。ボールに積極的に関われない選手を今作っても、そんな選手は数年のうちに消えてしまうのはわかっているのに。
 そうしたらやっぱりノーコーチング・・・それしかないだろう。もっと選手に積極的にボールに関わる姿勢、それをこの年代で徹底してやらせなければ。

 それともうひとつ、この年代から、試合に出る出られない選手を作ってしまっている。リザーブ(補欠)のないサッカー、それは私たち指導者が創り出していかなくてはならない。私たち指導者に突きつけられた大きな課題だろう。
 今、試合に出られなくとも卑下することはない、子どもたちには未来があるのだから。試合に出られなくて子どもがかわいそう・・・、それは大人の発想だろう。子どもはちゃんとわかってる、自分の位置を。

 なんだかんだ言っても、やっぱりPlayers First ! これを忘れてはならない! サッカーは誰のものでもない、子どもたちのものなのだ!