フロンターレ U−10

 明日から七飯町の交流サッカー大会が行われる。
 今日は、その事前のコンディショニングの一環として、我がチームも含めて参加チームとの交流試合がトルナーレで行われた。
 その中で目を引いたのは、川崎フロンターレU−11の選手たち。
 とにかくボールを持ったら離さない。多少強引とも言えるほどにボールを離さない。フィジカル的に、5,6年生相手では負けてしまうところも多かったが、それでも、どんどん仕掛けてくる。その見事なボディバランス、これが4年生かと思えるほどだった。
 我がチームの5.6年生と比べても、その重心の低さ、立ち脚の柔軟性、それに両足を使える見事なボールフィーリング・・・、本当に見事である。
 コーチの話では、そこに重点を置いているのだという。まさにもっともだと思う。まずは、自分のボールを奪われない、それだけでなく、限りなく相手ゴールに近づこうとする、その技術もさることながら気持ちの強さには学ぶべきことが多いだろう。
 この地区の指導者にも必ず見てほしい選手たちである。

 閑話休題
 6年生を久々にゲームを外から見てコーチング。
 なかなかボールがつながらない・・・それもそのはず、準備段階で周りをしっかり見ていないために、まずはドリブルしてパスコースを探している状態なのである。そこで一声、「準備の時に周りを見ておくこと、そして少ないタッチでゲームを進めること。安易にGKにパスをしてはならない!」
 その後は少々改善の兆しが見え、選手たちは少ないタッチでボールを動かそうとしていた。いずれにしても、準備の時、つまりはボールがない時にどれだけのものを観ているかが意識され始めてきたのである。
 やればできるんじゃない・・・そんな感じを持った1日だった。