試合会場での一コマ・・・

 今日は5年生以下の大会。私たちもチームは予選リーグを何とか2位で通過し、今度の土曜日に行われる代表決定戦へと進むことができた。
 もう少し自分たちのボールを大事にしてほしいなあ・・・、闇雲に仕掛ける場面が多く、もっともっとみんなでサッカーの楽しさを共有することが課題だろう。とにかくがんばってほしいものである。
 さて、そんな試合の合間、簡単な食事を済ませた一人の選手が、何やら相手チームの選手と二人でリフティングを始めた。すると、他の子たちもサッカーテニスを楽しみ始めた。相手チームの選手は、「お前たちのチームはそんなことやってるのか?」と、一緒に始めたのである。
 見ていてとても微笑ましく、試合をするのは敵ではなく、やはり相手であって、サッカーをする仲間なのだということをこの選手たちは語りかけてくれた。

 それに引き替え、少年サッカーを見ている大人たちはどうだろう、相も変わらずのサイドコーチ。「そこは後ろだろ!」というような指示の声、そしてジャッジに対する異議等々、子どもたちが楽しむべきサッカーの試合という場を、堅苦しくつまらないものにしようとしている。
 幸い、私たちのチームの保護者は、そういう声を出すことはなくなってきた。でも、時折出る拍手が、何だか的を射ていないようで、それもちょっと気になって仕方がないのだが・・・。