よくやったよ・・・

 高円宮杯準々決勝、対コンサドーレ旭川戦。
 終了3分前までは2−1でリードし、このまま逃げ切れるかと思った時にクロスを見事ヘディングで決められてしまった。そしてPk戦で負けてしまった。まさに、コンサドーレの気迫にやられてしまったのである。
 なんという幕切れだろう・・・しかし、このようなドラマはサッカーにはつきもの。試合終了後は、私たちのチームの選手も涙を流していたが、勝ったコンサドーレの選手も涙を流していた。涙の意味合いは違うだろうけれど、お互いのすべてをぶつけ合って闘った清々しさが漂っていた。
 この試合、昨日の試合に続いてよく辛抱して耐え抜いた選手たち、きっと大きな財産を得たことだろう。敗れはしたが選手たちを久々に褒めてやりたい、ご苦労様!
 3年生2人にとっては最後の屋外での公式戦。このチームを旅立つはなむけとしては少々物足りない気がするけれど、それでも、みんなががんばってここまで勝ち進み、もう一歩のところまで来たことにはそれなりに価値はあるだろう。2人には胸を張って次のステップへと飛躍してほしいものだ!

 翻って、自分たちスタッフのことを言えば、チームの立ち上げ以来、やってきたこと、その方向性には間違いはない、そう確信できた大会だった。全国的に見ればまだまだ未熟なチームだが、その可能性は誰にも否定できないだろう。結果がすべてではないけれど、どのような試合をしたかで確かな評価はできるだろう。
 これからも公式戦は続く、慢心に陥らないで、がんばってほしいと思っている。