ジュニアの年代として・・・

 太田コーチのブログにもあったが、昨日は久々にジュニアも指導。2対2+2サーバーのパス&コントロールのトレーニングを指導した。

 指導したといっても、見ていて、あまりにボールが繋がらないので、居ても立ってもいられなくなり少々口をはさんでしまったのである。

 まず、何と言っても、ファーストタッチに意図がなさ過ぎる。
 止めてから考えるではもう状況は変わってしまってその変化に対応できないでいるのである。だからこそ、ボールのない時(オフの時)にどういうプランを持つかが大切なのである。これには徹底してファーストタッチの部分の改善を図るトレーニングをするほかあるまい。
 次に、観ている範囲が狭すぎる。
 全体を中央で見ることは不可能なのだから、その状況を観て、スペースのある方向はどちらなのか、どの方向へ進んだらボールを奪われないのか、等々、考える必要があるだろう。
 体育館でやっいるせいか、ボールが多少ずれても壁で跳ね返ってくるので、そのまま続けているのもこのようなトレーニングでは、やはりやめた方がいいだろう。試合では、ボールをラインの外に出してしまったら相手ボールなのだから。
 ファーストタッチの質も、この年代として習慣化していかなくてはならない大切な部分である。最近は少々ないがしろにされてはいないだろうか。「グッドボディーシェイプ」、「一歩踏み込んだコントロール」、10年くらい前までは盛んに言われていたことなのだが・・・、とても大事な部分であることは間違いないんだけど。
 
 太田コーチには、ちょっとしたアドバイスをしておいた。明日のトレーニングではきっとやるだろう。それがどれくらい効果があるか・・・、見ておこうと思う。