シーズン終了・・・

 フットサル全道大会が終わった。
 
 決勝トーナメントには首の皮一枚で何とか残ったものの、1回戦で惜敗。
 今こうして、冷静になって考えてみると、
 大会の雰囲気に飲まれてしまったような気がする。
 選手もそうだったが、私自信の方がよりそう思えてならない。

 
 勝つことにこだわりすぎて、
 いつもの、練習通りのことが何も言えなかった。
 確かに、選手のコンディションもいい状態とは言えなかったものの、
 それでも、私の指示や考えが、
 勝つことだけに集中しすぎていたような気がする。

 時間が経つにつれて、選手たちの普段の自由さが影を潜めてしまった。
 フットサルと言えども、リスク覚悟でどんどん攻め上がる、
 そんな、いつもの、選手たちのよさを発揮させられなかった。

 
 最後の最後の大会で、
 悔いが残るばかりだ。


 
 私たちのチームの3年生、つまりは実質的な1期生。
 これまで、いろいろな試練を乗り越えてがんばってきたと思う。
 本当に、みんなに、ご苦労様と言いたい。

 共に歩んできた道は、決して平坦ではなかったが、
 平坦ではなかったからこそ、そこから得るものもまた大きいに違いない。
 このチームで学んだことはそう多くはないかも知れないが、
 みんなの持っている力でここまでやり切ることができたのだ。

 これからは、今まで以上に、多くの試練が待ち構えているかも知れない。
 でもきっと、それを乗り越えていくだろう。

 
 結果は悔いの残るものだけれど、これからのみんなに期待しているよ。