生意気なくらいが・・・

 ジュニアユースの練習には現在、新年度に入会希望している6年生も練習に来ている。特にジュニアから入ってくる選手は昨年9月からいっしょに練習している仲なので、すっかりジュニアユースの雰囲気に溶け込んでいる。
 溶け込んでいるという以上に、先輩である中1,中2の選手に対してもズケズケとものは言うし、プレー中もどんどんいろんなことを要求している。その言葉に逆に先輩たちが反論できない、そんな場面を多く目にするのだ。見ていると、どっちが先輩なのかと目を疑うくらいの態度を見せる選手もいるのである。
 こう書くと、新入りの選手のお父さんやお母さんは心配するかもしれないが、それは取り越し苦労だと言っておきたい。
 声の出ないチームなので、それらが逆に既存の選手たちに刺激を与えているようなのだ。新入りに負けてはいられないという気持ちを湧き起こさせたようにさえ感じられるようになってきたのである。
 この雰囲気は非常にいい・・・練習中は先輩も後輩もへったくれもないのである。新入りにはどんどん言ってもらおう。そして、それを封じるくらいのプレーを、態度を先輩は見せようではないか。そうやってチームがチームになっていくのだ。
 これからがますます楽しみである。