今日の5年生・・・

 今日は太田コーチ不在のため、私がジュニアチームを指導。
 初めは5分間列を作って走らせ、そのあとフリードリブルなどを行い、20分弱動きっぱなしのトレーニングからスタート。走っている間も、「列を乱すな!」など、声をかけ続け、規律あるトレーニング態度を身につけさせようとした。
 次はコーンで3つのゴールを作ってのファーストタッチからのシュートトレーニング。初めはキーパーを一人つけ、空いたゴールを狙わせようとするものだった。ここでもいつも通り、利き足しか使わない選手が続出。3つのゴールを常に意識することを徹底させると共に、苦手な足をも使わせることを徹底させてみた。少しずつではあるが、両足を使おうとする選手が出てきた。
 次は、コーンゴールを4つ配置しての3人でのパス回し。常にゴールをパスで通過させることを目的に、ファーストタッチの方向や次のゴールを狙えるポジションを考えておくように指導。そのあとは同じオーガナイズで3対3をやる。もちろん、パスでゴールを通過したら得点というものだった。
 この日の5年生、私が初めから厳しい口調で言うものだから、和やかな雰囲気などは皆無で、どの選手も緊張感に満ちあふれた表情をしていた。そればかりでなく、私がいい加減さを許さない態度を終始とっていたので、考えるということが自然に意識されていたように感じる。
 何度も書いてはきたが、5年生には課題は多い。その課題を気づかせ自分なりに工夫して解決するように仕向けていくことは理想ではあるものの、それを待っているだけでは何事も始まらない。選手たちにどんどん働きかけていくことが肝心なのである。ある意味、強制的に矯正(駄洒落ではない)していく場面だってあっていいだろう。今日はまさにそんな日だったのである。
 はっきり言って5年生は何となくサッカーをやっている。目的意識がないのだ!そこに今日は厳しい態度で働きかけてみたわけである。監督の練習は厳しい、Be alertでなくてはついて行けない、選手全員がそう思った1日ではなかったろうか。私にとってはしめしめである。