北村フェスティバル

 北村ドームの8人制フェスティバルに参加させてもらった。この時期、少しでも広いピッチでサッカーができることはたいへんありがたいことだ。屋外シーズンに向けての準備としては非常によいと感じた。
 今回は結果はともかく、前後半で選手を総入れ替えし、選手個々の能力や課題、それにチームとしての問題点を把握することを第一の目的として試合に臨んだ。選手個々については割愛することとして、チームとしてはやはりコミュニケーション不足が一番大きな問題のようである。全体としては、パスのズレが大きく、アイコンタクトや声がない中でのパス交換が多かった。それと同時に、選手同士の指示の声もない。関わろうとする意識も足りないのである。毎度毎度浮かび上がってくるこの課題、なかなか解決までの道のりは遠そうである。だが、これらも普段のトレーニングの中で意識付けを図っていくしか方法はない。地道な努力、これを続けていくしかあるまい。
 さて、北村ドームでは、先々週から3週連続で大会が行われている。U-13のトレセン大会にU-11のトレセン大会。そしてこのフェスティバルである。大会の準備から運営まで、空知協会の方々の尽力には頭が下がる思いだ。この場を借りて、労いの気持ちと感謝の気持ちを伝えたいと思う。
 それにしてもドームに行くたびに思うのは、この地区にも同じような施設があったらなあ・・・ということである。地方財政は厳しいとは思うが、行政にはがんばってもらって、青少年のためにこのようなドームを是非とも造ってもらいたいところである。