憧れ

 太田コーチのブログにもあったように、先週の土曜日に、ジュニア・ジュニアユース合同の遠征を行った。
 それぞれ会場は違うものの、往復は超満員のバスでの移動だった。
 帰りしな、途中で下車するジュニアユースのGK選手に対して、5年生の選手たちが握手を求めたり、手の大きさを比べたりと、ある種の憧れを持ってジュニアユースの選手を見ている光景を目にした。なんとも微笑ましいかぎりだった。
 ジュニアの選手が、身近な選手に対して憧れを持つ、これぞまさしく、ジュニアからジュニアユースまでの一貫したチームであることの最大の利点ではなかろうか。

 以前にも、4年生が初めての公式戦の時に、ユニフォームを配布したら、「これは○○のユニフォームだ!」、「これは○○の・・・!」と大騒ぎしている光景を目にしたことがある。

 一流選手に対する憧れは誰しもが持つのは当たり前のことだろう。しかし、すぐそばにいる選手に対して憧れを持つことはなんと素晴らしいことか。そういう意味では、ジュニアユースの選手には憧れの対象としてがんばってもらいたいし、ジュニアの選手もそれを目指してがんばってほしいものである。