なんとなく・・・PART2

 今日は6年生の試合、久しぶりの公式戦を見る機会だった。
 最近は中学生の試合を数多く見ているせいか、小学生の試合となると、どうしても忙しく見えてしまう。どの選手も、それなりにがんばってはいるのだろうけれど、試合に落ち着きがないのは事実である。
 落ち着きのない原因は何と言っても、チーム戦術云々よりも、選手個々のスキルの問題であろう。しっかりボールをコントロールして止めることのできない選手の多いこと、多いこと。意図しないファーストタッチだからこそ、そのあとのプレーを慌ててしまうのは当たり前だろう。まずはボールをしっかり止めること、そこをもっと追求せねばなるまい。
 
 それともうひとつ、そんな感じを持ちつつ試合を見ていると、「この選手、中学校に行ったらどういうプレーをするのかな?どう伸びていくのかな?」などと考えてしまう。大きくてスピードはあるにしろ、スキルがなあ・・・、そんな選手も目にすることが多い。
 中学生を指導するようになってから、明らかに、自分の目が変わってきていることに気づく。小学生年代は、中学生年代への土台作り。そういう意味で考えるなら、やはり、スキルを高めることに主眼をおいて指導していくのは当然だろう。
 小学生年代の目標はパーフェクトスキルの獲得。スキルとはなんぞや・・・そう考えて、日ごろの指導を徹底してほしいものである。