クラブU−11フェスティバル

 今年初めて行われたフェスティバルである。すべての選手に多くのプレー時間の確保を、それをコンセプトとして行われたものである。私たちのチームも、フレンドリーマッチを含めたくさんの試合を経験することができ、非常に有意義なフェスティバルだった。
 それだけでなく、3位までのチームにはトロフィーとメダルが贈られたが、各チームの1選手に優秀選手賞が贈られたし、ベストGK賞など、個人に焦点を当てた賞も贈られていた。

 対戦相手は各地区を代表するようなチームばかり。ただ単に強いというだけではなく、ボールをしっかり繋いで攻撃しようとするチームばかりで、次のステップを見据えた指導が為されているのを感じるばかりであった。
 それらのチームと対戦できた意義は大きい。
 判断なくボールを前方に蹴るのではなく、しっかり判断してボールを繋ごうとする選手たちの意識付けができたし、最後まであきらめずにプレーしようとする気持ちも少しずつ見え始めてきた。秋の大会への準備としては最高の場だった。

 もちろん、勝つことは大切なことではあるが、この年代ではやはり経験を積ませることが何より大切なねらいであることは疑う余地のないことだろう。そういう意味でも、このような形式のフェスティバルがたくさん行われることが大切だろう。

 このようなフェスティバルを企画から運営まで行ってくださった札幌地区のクラブを中心とした実行委員会の方々には、この場を借りて、あらためてお感謝の意を伝えたいと思う。また来年もやりましょう!