難しい・・・でも、取り組まねば!

 昼間の温かさは異常なほど。この時期に最高気温が20℃を越えるなんて、サッカーをやっている北海道の人たちにとっては有り難いこと。
 でも、さすがに夜は冷える。トレーニングを終えるころになると気温も10℃を下回り、足下からじわじわと冷えがやってくるような感じがする。なんだかんだ言ってもやっぱり10月も下旬、短い北海道の屋外サッカーシーズンもあともうわずかなのだ。
 さて、今日のトレーニングのテーマは「遠くを見ること」。それがダイレクトプレーにつながることを理解させようと試みた。3人組のロングパスを織り交ぜたトレーニングから入り、ピッチを4分割して、隣のグリッドによいタイミングで入り込むトレーニング、そして、システムが4−2の6対6のゲームである。
 
 遠くを見る、簡単なようで実に難しいことなのである。DFからの意図のあるロングフォワードパス、そして、効果的なサイドチェンジ。試合を見ているとゾクゾクするようなシーンではあるが、これを実際に選手に理解させるとなると、なかなか大変なのである。
 視野の広さとプレーに意図を持つことが重要なのだ。中学生年代であれば、このようなトレーニングをもう始めてもよいだろう。難しいけど、何度も何度も取り組んでみよう・・・。そうすればきっといつか視野の広い選手がたくさん育ってくるだろう。

 やっぱり目指すはクリエイティブな選手なのだ!