さすがだ！

「サッカーにおいて最も大切なものはアイディアだ。
　確かにアイディアのない人間でもサッカーはできる。
　だが、サッカー選手としては生き残れない。
　その人間がアイディアを身につけているかどうかは、
　サッカーのプレーを見なくても普段の言動を見ていれば予想できる。」

　
　最近のナンバーというスポーツ雑誌でこの言葉を見かけた。
　元日本代表監督オシム氏の言葉である。
　実に核心を突いた言葉ではなかろうか。

　
　子どもたちのサッカーにだって置き換えて考えることはできるだろう。
　与えられた環境の中で、ただひたすら練習をこなしている選手は、やはりこれから先も本当のサッカープレーヤーにはなれないだろう。
　
　指導者だってそうだ。
　見よう見まねでトレーニングしたって、そのエッセンスを理解して、いろいろと工夫を凝らさねばならないだろう。

　
　つまりは、氏の言うように、普段のその人間の言動こそが大事なのだろう。