みんなで考えよう・・・

 この前の日曜日、ジュニアユースのトレーニングが終わってから久々にジュニアの試合を見に行った。
 久々にジュニアの試合を見たのだが、なんだかとても忙しいサッカーをしている。
 選手はそれなりにがんばっているのだが・・・。

 なぜ忙しく見えるのか?
 それは、縦に急ぎすぎて、横への展開がないからなのだ。
 狭いピッチで、縦へ急ぐサッカー、それではなかなか崩して得点というわけにはいかない。
 
 ピッチの大きさ、人数、そして試合時間、そろそろ本格的に考えなくてはならないのではないか?

 
 さて、試合についてはこのあたりで終わるとして、ピッチの状態が気になる。
 会場は、数日間雨が降らなかったたまに固く、さらに小石が散りばめられているといった状態だった。
 忙しい理由のひとつもそこにある。
 浮き球をコントロールするために時間がかかり、そこで密集ができるのだ。
 その繰り返しだから、ゴチャゴチャとしたサッカーに見えてしまう。

 芝の上ではこんなことはないだろう・・・、そう思わざるを得ない。
 せめて公式戦くらいは、小学生といえども芝の上でサッカーをさせてみたいものだ。
 最近は、あちこちで、校庭芝生計画などというものも目にすることがある。

 芝の上では、子どもたちは思い切ったプレーをする。
 それがいいのだ。
 スライディングタックルだって、ダイビングヘッドだって自然と出てくるだろう。

 各学校のグラウンドを芝生に。
 こんな夢みたいなことをと思われるかも知れないが、やっているところはあるのだ。
 この地域も、情熱あふれる人たちががんばって、やってみてもいいだろう。
 そんなことも、サッカー協会が提案してくれると、ありがたいな!

 函館地区として、選手全員が芝生でサッカーをやる、そんなことを大きな目標に掲げてほしいものだ。
 自治体頼みでは、そろそろ限界じゃいないかなあ・・・。